資金マップ

【概要】

資金マップとは、自分の大切な投入資金所在をひと目で把握するための機能です。


【画面キャプチャ】


【説明】

資金マップでは、自分の資金の滞留箇所を可視化し、どの在庫が「支払いまでに売り切れる必要があるか」を把握することで、キャッシュフローの改善を図ります。


「次回カード引き落とし対象」は、仕入金額ベースで集計した次回クレジットカード支払予定額を示します。
これは仕入れたタイミングをもとに「どの締め日分で落ちるか」を自動計算して集計しています。


その下に表示される「未処理」「販売中」などの行は、カード払いで仕入れた在庫のうち、まだお金に変わっていない(現金化できていない)在庫金額を表します。

つまり、すべてカードで仕入れていたとしても、

  • 仕入れてから販売するまでの間は「現金が出て行った状態」
  • 売れて入金されるまでは「現金として回収できない状態」

になるわけです。


カード払いを使うと「仕入れ→支払い」までの猶予(支払サイト)が生まれますが、
この支払い期限までに在庫を売り切ってAmazonから入金を受け取れるかどうか が、資金繰りの肝になります。


資金マップでは、この「カードの引き落としタイミングに向けて、今どれだけ現金化が必要か」を可視化し、
特に「未処理」「販売中」に滞留している在庫を減らす計画を立てることで、資金ショートを防ぐための判断をサポートします。


✅ まとめ
「カードで仕入れた分でも、売れて現金化するまでは“資金が拘束された状態”です。
資金マップは、この現金化の進捗を把握し、支払いまでに売り切るための計画を立てるためのツールです。」


資金繰りを安定させるためのポイント
「カード支払いサイクル中に売り切ること」

これを意識することで、資金繰りの不安を減らし、仕入れを計画的に進めることができます。


各セルをクリックすると、対象アイテムのリストにジャンプします。


【ポイント解説】

項目名説明
仕入合計仕入金額を半月単位で集計した合計金額
未処理仕入れたが、まだ販売中になっていないアイテムの合計金額
納品中FBA納品中、または輸送中のアイテムの合計金額
FBA販売中FBAで販売中のアイテムの合計金額
他で販売中FBA以外で販売中のアイテムの合計金額
処理済み売り切りや返品などで完了となったアイテムの合計金額

次回カード引き落とし対象

次回クレジット支払日に該当する仕入れ金額を自動計算して表示します。
仕入を正確に登録することで、支払い予定を予測できます。

仕入れ年、切り替え

仕入履歴の対象期間を切り替えて表示できます。
リストを選んで「切り替え」を押すだけで表示が更新されます。

各セル

上段は金額合計、下段の [ ] 内は数量合計です。
セルをクリックすると、該当アイテムの詳細リストが表示されます。


【使い方のポイント】

  • 全て、仕入れ金額ベースで表示しております。(自分が実際に払った金額を表しています。)
  • 次回カード引き落とし対象よりの未処理と販売中は現金仕入れたことになっている金額です。
  • 入金サイクルはカードの締めを想定して、半月単位。
  • セルクリックすると対象のアイテムリストが表示されます。